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『獄内にてドイツの同志を思う歌』
ふりがな文庫
『
獄内にてドイツの同志を思う歌
(
ごくないにてドイツのどうしをおもううた
)
:
――高知牢獄にて――
(
――こうちろうごくにて――
)
』
鎌と槌をうちぬく ひろ/″\とした 美くしい 自由の花園をへだてゝ 砲口をそなえた二つの牢獄がそゝり立つ! ———日本! 東方の突端 この蜜房のようなじめ/\した数千の牢獄の一画に おれらが住み———潮が 南方のたぎりたつ褐色の急潮が 夜の …
著者
槙村浩
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
同盟
(
ブロック
)
胸衣
(
チョッキ
)
瀝土
(
チャン
)
蹴
(
け
)