“短服”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ジャケツ33.3%
チツヨツキ33.3%
チョッキ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大黒帽子にだぶだぶの短服ジャケツ、袋のようなズボンの先からほんの少しばかり靴先を出して、マドロスパイプをわえた様子は、いかにも海洋の労働者らしい。
死の航海 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
あら! あら! 短服チツヨツキくつ穿いたものがころがつてるぜと、おもつて、じつとると、はしのまんなかあたりへ鼻眼鏡はなめがねをはづした、しぶきがかゝつてくもつたとえる。
化鳥 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
あら! あら! 短服チョッキに靴を穿いたものが転がって来るぜと、思って、じっと見ていると、橋のまんなかあたりへ来て鼻目金はなめがねをはずした、※がかかって曇ったと見える。
化鳥 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)