“鼻眼鏡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなめがね88.9%
ロルニヨン11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おや、牛の子が来てるよ。迷って来たんだね。」せいの高い鼻眼鏡はなめがねの公爵が段をあがって来て云ひました。
黒ぶだう (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
たちまち書物をひざの上に伏せて、鼻眼鏡はなめがねをわざわざはずして、ああ駄目駄目スウィンバーンも、こんな詩を書くように老い込んだかなあと云って嘆息された。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
鼻眼鏡ロルニヨンの金利生活先生達は、奏楽の、調子のはづれを気にします。