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鼻息
ふりがな文庫
“鼻息”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はないき
54.5%
びそく
45.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はないき
(逆引き)
伯父は手を動かしながら、こんな話をする。昔、盆栽の一番の薬は何かと聴いたら、主人の
鼻息
(
はないき
)
だと教えた人があったそうだ。
由布院行
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
先刻
(
さツき
)
小屋
(
こや
)
へ
入
(
はい
)
つて
世話
(
せわ
)
をしましたので、ぬら/\した
馬
(
うま
)
の
鼻息
(
はないき
)
が
体中
(
からだぢゆう
)
へかゝつて
気味
(
きみ
)
が
悪
(
わる
)
うござんす。
丁度
(
ちやうど
)
可
(
よ
)
うございますから
私
(
わたし
)
も
体
(
からだ
)
を
拭
(
ふ
)
きませう
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鼻息(はないき)の例文をもっと
(12作品)
見る
びそく
(逆引き)
それが去年、硫黄島から解かれて帰洛してからは、がぜん羽振りをふるい出し、公卿といえ武家といえ、彼の
鼻息
(
びそく
)
を怖れぬはないほどだった。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
課長の
鼻息
(
びそく
)
を
窺
(
うかが
)
わなければならん。そんな事は我々には出来んじゃ有りませんか
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
鼻息(びそく)の例文をもっと
(10作品)
見る
“鼻息”の意味
《名詞》
鼻でする呼吸。
(出典:Wiktionary)
鼻
常用漢字
小3
部首:⿐
14画
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
“鼻息”で始まる語句
鼻息前
検索の候補
鼻息前
“鼻息”のふりがなが多い著者
山東京山
吉川英治
二葉亭四迷
江見水蔭
泉鏡太郎
三遊亭円朝
泉鏡花
与謝野晶子
中谷宇吉郎
小川未明