“鼻梁”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
びりょう48.0%
はなばしら24.0%
はなすじ16.0%
はなすぢ4.0%
はなっぱり4.0%
びりやう4.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“鼻梁”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > 戯曲25.0%
芸術・美術 > 彫刻 > 彫刻14.3%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]6.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
鼻は立派で、大きくて、しかも優しく、鼻梁びりょうが軽くわしくちばしのように中隆なかだかに曲っている。
冬の王 (新字新仮名) / ハンス・ランド(著)
血を吹きそうな広い額のまン中からぐいと隆起した鼻梁びりょうが、握るにあまるほど豊富な亜麻色の口ひげをさッと八文字にわけていた。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
剃刀を振ると、鼻梁はなばしらを横に切られた折助の一人が、ッと言ってかおを押える、紅殻べにがらのような血が玉になって飛ぶ。
重たげに艶々つやつやしい若衆まげ、黒く大きく切れ長な目、通った鼻梁はなばしらほころびる紅花にも似てえましげな唇、そして白つつじをかざした手のあのしなやかさ!
艶容万年若衆 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
そればかりじゃない。なおその上にモウ一つ。これは私の職業意識とでも言おうか。私が彼女を見た時に、第一に眼に付いたのは彼女の鼻梁はなすじであった。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
顔が長く、眉が濃く太く、高い、品のいい鼻梁はなすじの左右に、切れ目の長い眼が落ち窪んで鋭い、黒い光を放っているところは、とりあえず和製のシャアロック・ホルムズと言った感じでした。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
まつたく鼻梁はなすぢひいでた古典的な鼻と、アゼンス人その儘の唇と顎。
ドッチも鼻梁はなっぱりの強い負け嫌いの天狗同志だから衝突するのは無理はない。
八犬伝談余 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
細い額に髪がふさ/\垂れさがつて、頬がふくらんでゐるので、ちよつと四角張つたやうな輪廓だが、鼻梁びりやうげて、唇が厚手に出来てゐる外は、別に大して手落ちはなかつたし、ぱつちりはしないが、目も切れ長で、感じは悪くなかつた。
チビの魂 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)