“はなすぢ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ハナスヂ
語句割合
鼻筋88.9%
鼻梁11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なば美男びなんともふべきにや、鼻筋はなすぢとほりもとにぶからず、豐頬しもぶくれ柔和顏にうわがほなるさとし流石さすが學問がくもんのつけたる品位ひんゐは、庭男にはをとこりてもはなれず、吾助吾助ごすけ/\勝手元かつてもとかしましき評判ひやうばん
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
……そして、肩越かたごしに此方こなた見向みむいた、薄手うすでの、なかだかに、すつと鼻筋はなすぢとほつた横顏よこがほ
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
その容貌は人の眼を惹きつける。それは希臘人の顏に似て輪廓が非常に正しい。まつたく鼻梁はなすぢひいでた古典的な鼻と、アゼンス人その儘の唇と顎。