“鼻唄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はなうた97.6%
はたうた2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、なにか鼻唄はなうたをうたいながら、ちいさなくつの足音あしおとがして、つぎに、ごもんきました。としちゃんが、かえってきたのです。
年ちゃんとハーモニカ (新字新仮名) / 小川未明(著)
機械きかいとどろき勞働者ろうどうしや鼻唄はなうた工場こうばまへ通行つうかうするたびに、何時いつも耳にする響と聲だ。けつしておどろくこともなければ、不思議ふしぎとするにもらぬ。
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
一風いっぷう変わったつもりか知らないけど……。それから、すぐに鼻唄はたうたを歌ったり、歯と歯の間で口笛を吹いたり、気楽な馬方うまかた真似まねをしたら、今度は承知しないよ。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)