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短檠
ふりがな文庫
“短檠”の読み方と例文
読み方
割合
たんけい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たんけい
(逆引き)
彼女のたもとの風に揺れた
短檠
(
たんけい
)
が、家康の半顔に明滅していた。その頬に血しおが光っている。惨として、髪の毛がほつれている。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
名人は
短檠
(
たんけい
)
を片手にすると、いまだにしんしんとおやみなく降りしきる粉雪を浴びつつ、やおらふたたび庭先に降り立ちました。
右門捕物帖:20 千柿の鍔
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
みよ、部屋には八百助がいる、例のとおり
短檠
(
たんけい
)
を側に置いて、山吹色の小判を数えている、権頭は刀の柄に手を掛け、天床も裂けよと絶叫した。
三悪人物語:忍術千一夜 第二話
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
短檠(たんけい)の例文をもっと
(46作品)
見る
短
常用漢字
小3
部首:⽮
12画
檠
漢検1級
部首:⽊
16画
“短”で始まる語句
短
短銃
短冊
短艇
短夜
短刀
短衣
短袴
短剣
短慮
“短檠”のふりがなが多い著者
吉川英治
佐々木味津三
上司小剣
末吉安持
尾崎士郎
中里介山
谷崎潤一郎
国枝史郎
菊池寛
山本周五郎