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胸釦
ふりがな文庫
“胸釦”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むなぼたん
66.7%
むねぼたん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むなぼたん
(逆引き)
田中氏は心持後に反りかへつて、
胸衣
(
チヨツキ
)
の
胸釦
(
むなぼたん
)
を
弄
(
いぢ
)
りながら「真理」を語つた
後
(
あと
)
の愉快さといつたやうな顔をしてゐた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
そして手早く
胸釦
(
むなぼたん
)
を外して、シヤツを裏返したと思ふと、指先に何かちよつぴり
抓
(
つま
)
むで左の
掌面
(
てのひら
)
に載つけた。——よく見ると、会社の重役のやうに血を吸つて
真紅
(
まつか
)
になつてゐる
虱
(
しらみ
)
なのだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
胸釦(むなぼたん)の例文をもっと
(2作品)
見る
むねぼたん
(逆引き)
実際
胸釦
(
むねぼたん
)
を
穿
(
は
)
めて、鏡の前に立つてみると、中将自身すら気が咎めてならない程折目折目が痛むでゐる上に、肝腎の金ぴかが厭に
燻
(
くす
)
んだ色をしてゐた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
胸釦(むねぼたん)の例文をもっと
(1作品)
見る
胸
常用漢字
小6
部首:⾁
10画
釦
漢検準1級
部首:⾦
11画
“胸”で始まる語句
胸
胸倉
胸襟
胸算用
胸毛
胸板
胸騒
胸算
胸高
胸乳