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胸襟
ふりがな文庫
“胸襟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうきん
87.9%
きようきん
6.1%
きやうきん
3.0%
むねえり
3.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうきん
(逆引き)
紅葉と私とは妙なイキサツから
気拙
(
きまず
)
くなっていたが、こうして
胸襟
(
きょうきん
)
を開いて語ればお互に何の
蟠
(
わだかま
)
りもなく打解ける事が出来た。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
胸襟(きょうきん)の例文をもっと
(29作品)
見る
きようきん
(逆引き)
活
(
い
)
けては置かじと
囁
(
ささや
)
く
様
(
やう
)
にて、心済まねば謂ひも出でず、もしそれ胸中の
疑磈
(
ぎくわい
)
を吐きて智識の
教
(
をしへ
)
を
請
(
う
)
けむには、
胸襟
(
きようきん
)
乃
(
すなは
)
ち
春
(
はる
)
開
(
ひら
)
けて臆病
疾
(
とみ
)
に
癒
(
い
)
えむと思へど
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
胸襟(きようきん)の例文をもっと
(2作品)
見る
きやうきん
(逆引き)
古
(
いにしへ
)
より英明の主、威徳宇宙に
溥
(
あまね
)
く、万国の
帰嚮
(
ききやう
)
するに至る者は、其
胸襟
(
きやうきん
)
闊達
(
くわつたつ
)
、物として
相容
(
あひい
)
れざることなく、事として取らざることなく、其仁慈化育の心、天下と異なることなきなり。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
胸襟(きやうきん)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
むねえり
(逆引き)
膚
(
はだへ
)
が
衣
(
きぬ
)
を
消
(
け
)
すばかり、
其
(
そ
)
の
浴衣
(
ゆかた
)
の
青
(
あを
)
いのにも、
胸襟
(
むねえり
)
のほのめく
色
(
いろ
)
はうつろはぬ、
然
(
しか
)
も
湯上
(
ゆあが
)
りかと
思
(
おも
)
ふ
温
(
あたゝか
)
さを
全身
(
ぜんしん
)
に
漲
(
みなぎ
)
らして、
髮
(
かみ
)
の
艶
(
つや
)
さへ
滴
(
したゝ
)
るばかり
濡々
(
ぬれ/\
)
として、
其
(
それ
)
がそよいで
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
胸襟(むねえり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“胸襟”の意味
《名詞》
胸と襟。
胸の内。心中。
(出典:Wiktionary)
胸
常用漢字
小6
部首:⾁
10画
襟
常用漢字
中学
部首:⾐
18画
“胸”で始まる語句
胸
胸倉
胸算用
胸毛
胸板
胸騒
胸算
胸乳
胸高
胸裡
“胸襟”のふりがなが多い著者
佐々木邦
内田魯庵
ワシントン・アーヴィング
吉川英治
新渡戸稲造
小山清
蒲原有明
中里介山
泉鏡太郎
谷崎潤一郎