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胸襟
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きようきん
ふりがな文庫
“
胸襟
(
きようきん
)” の例文
活
(
い
)
けては置かじと
囁
(
ささや
)
く
様
(
やう
)
にて、心済まねば謂ひも出でず、もしそれ胸中の
疑磈
(
ぎくわい
)
を吐きて智識の
教
(
をしへ
)
を
請
(
う
)
けむには、
胸襟
(
きようきん
)
乃
(
すなは
)
ち
春
(
はる
)
開
(
ひら
)
けて臆病
疾
(
とみ
)
に
癒
(
い
)
えむと思へど
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
裾の長きを引上げて
一幅
(
ひとはゞ
)
の縮緬にて腰を
緊
(
し
)
め、然る後に
衣紋
(
えもん
)
を直し、
胸襟
(
きようきん
)
を整ふ、この時用ゐるを腰帯といふ、勿論外形にあらわれざる処、色は紅白、人の好に因る、
価値
(
あたひ
)
の低きはめりんすもあり。
当世女装一斑
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“胸襟”の意味
《名詞》
胸と襟。
胸の内。心中。
(出典:Wiktionary)
胸
常用漢字
小6
部首:⾁
10画
襟
常用漢字
中学
部首:⾐
18画
“胸”で始まる語句
胸
胸倉
胸算用
胸毛
胸板
胸騒
胸算
胸乳
胸高
胸裡