“一幅”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ひとはば48.4%
いっぷく45.2%
ひとはゞ6.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“一幅”を含む作品のジャンル比率
技術・工学 > 家政学・生活科学 > 衣服 裁縫100.0%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗史・民俗誌・民族誌6.1%
歴史 > 伝記 > 日本4.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
もの幻の霧の中に、あけの明星の光明こうみょうが、嶮山けんざんずい浸透しみとおつて、横に一幅ひとはば水が光り、縦に一筋ひとすじ
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
舞台の左右、山の腹へ斜めにかかった、一幅ひとはばの白いもやが同じく幕でございました。
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
で、折れかかった板橋をまたいで、さっと銀をよないだ一幅いっぷくながれなぎさへ出ました。
半島一奇抄 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
墓地を出て両側のくぼみにきのこえていそうな日蔭ひかげの坂道にかかると、坂下から一幅いっぷくの冷たい風が吹き上げて来た。
かの女の朝 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
衣服を、はおれる後、裾の長きを引上げて一幅ひとはゞの縮緬にて腰をめ、然る後に衣紋えもんを直し、胸襟きようきんを整ふ、この時用ゐるを腰帯といふ、勿論外形にあらわれざる処、色は紅白、人の好に因る、価値あたひの低きはめりんすもあり。
当世女装一斑 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
かれあわたゞしくまどひらいて、呼吸いきのありたけをくちから吐出はきだすがごとくにつきあふぐ、と澄切すみきつたやまこしに、一幅ひとはゞのむら尾花をばなのこして、室内しつないけむりく。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)