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いっぷく
ふりがな文庫
“いっぷく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
一幅
62.5%
一服
20.8%
一吹
8.3%
一吸
4.2%
毒薬
4.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一幅
(逆引き)
言うかと思うと、
一幅
(
いっぷく
)
の書がどこからとも知れずに軒下へ舞い落ちた。それは筆をもって書いたもので、
字画
(
じかく
)
も整然と読まれた。
中国怪奇小説集:06 宣室志(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いっぷく(一幅)の例文をもっと
(15作品)
見る
一服
(逆引き)
昔と今とは違うが、今だって信州と名古屋とか、東京と
北京
(
ペキン
)
とかの間でこの手で謀られたなら、
慾気満〻
(
よくけまんまん
)
の者は
一服
(
いっぷく
)
頂戴せぬとは限るまい。片鎧の金八はちょっとおもしろい
談
(
はなし
)
だ。
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
いっぷく(一服)の例文をもっと
(5作品)
見る
一吹
(逆引き)
文治郎の手にこれが這入るのは蟠龍軒の天運の尽きで、これが友之助の手に這入って、遂に小野庄左衞門の
讎
(
かたき
)
が分るというお話、
鳥渡
(
ちょっと
)
一吹
(
いっぷく
)
致しまして申し上げます。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
いっぷく(一吹)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
一吸
(逆引き)
謙作は女が金を持って往くのを見て煙草を出し、それにマッチの火を
点
(
つ
)
けて、
一吸
(
いっぷく
)
してから腰をあげた。
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
いっぷく(一吸)の例文をもっと
(1作品)
見る
毒薬
(逆引き)
鰒汁
(
てっぽう
)
とこいつだけは、命がけでも
留
(
や
)
められねえんだから、あの人のお酌でも頂き兼ねねえ。軍医の奥さんにお手のもので、
毒薬
(
いっぷく
)
装
(
も
)
られちゃ大変だ。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
いっぷく(毒薬)の例文をもっと
(1作品)
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