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一服
ふりがな文庫
“一服”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっぷく
50.0%
いつぷく
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっぷく
(逆引き)
ピースの豪球左腕投手
一服
(
いっぷく
)
クンが嫉いてね。なぜ、あんな小僧を相手にするんだ。なんて、つめよるのよ。小僧なんて、何云うのよ。
投手殺人事件
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
昔と今とは違うが、今だって信州と名古屋とか、東京と
北京
(
ペキン
)
とかの間でこの手で謀られたなら、
慾気満〻
(
よくけまんまん
)
の者は
一服
(
いっぷく
)
頂戴せぬとは限るまい。片鎧の金八はちょっとおもしろい
談
(
はなし
)
だ。
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
一服(いっぷく)の例文をもっと
(5作品)
見る
いつぷく
(逆引き)
澄
(
す
)
ました
顏
(
かほ
)
で、
長煙管
(
ながぎせる
)
で
一服
(
いつぷく
)
スツと
吹
(
ふ
)
く
時
(
とき
)
、
風
(
かぜ
)
が
添
(
そ
)
つて、ざツざツと
言
(
い
)
ふ
雨風
(
あめかぜ
)
に
成
(
な
)
つた。
家
(
や
)
の
内
(
うち
)
ではない、
戸外
(
おもて
)
である、
暴模樣
(
あれもやう
)
の
篠
(
しの
)
つく
大雨
(
おほあめ
)
。……
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
持上偖々昨夜より
大熱
(
だいねつ
)
にて頭痛甚しく夜通し苦しみたり
誠
(
まこと
)
に/\病氣の時の
悲
(
かな
)
しさは獨身者は藥
一服
(
いつぷく
)
煎
(
せん
)
じて呉る人もなく實以て
困
(
こま
)
り候而て其札の辻よりの御差紙とは
何等
(
なんら
)
の御用筋にやと
空嘯
(
そらうそぶ
)
いて申けるにぞ家主は氣の毒さうに
扨々
(
さて/\
)
病中と云とんだ
難儀
(
なんぎ
)
の事なり又聞の
咄
(
はな
)
しなれば
確
(
しか
)
とは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
一服(いつぷく)の例文をもっと
(5作品)
見る
“一服”の意味
《名詞》
たばこや薬などを一回飲むこと。
休憩すること。一休み。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
服
常用漢字
小3
部首:⽉
8画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一服”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
作者不詳
樋口一葉
幸田露伴
泉鏡花
新美南吉
宮沢賢治
坂口安吾