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一服
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いっぷく
ふりがな文庫
“
一服
(
いっぷく
)” の例文
ピースの豪球左腕投手
一服
(
いっぷく
)
クンが嫉いてね。なぜ、あんな小僧を相手にするんだ。なんて、つめよるのよ。小僧なんて、何云うのよ。
投手殺人事件
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
昔と今とは違うが、今だって信州と名古屋とか、東京と
北京
(
ペキン
)
とかの間でこの手で謀られたなら、
慾気満〻
(
よくけまんまん
)
の者は
一服
(
いっぷく
)
頂戴せぬとは限るまい。片鎧の金八はちょっとおもしろい
談
(
はなし
)
だ。
骨董
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「さあ、みんな、いけ。わしは
親方
(
おやかた
)
だから、ここで
一服
(
いっぷく
)
すいながらまっている。」
花のき村と盗人たち
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
ずかずか山の
裾
(
すそ
)
を、
穿
(
ほ
)
りかけていたそうでありますが、
小児
(
こども
)
が呼びに来たについて、
一服
(
いっぷく
)
遣
(
や
)
るべいかで、もう
一鍬
(
ひとくわ
)
、すとんと入れると、急に土が
軟
(
やわら
)
かく、ずぶずぶと
柄
(
え
)
ぐるみにむぐずり込んだで。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
兎
(
うさぎ
)
のお母さんは
箱
(
はこ
)
から
万能散
(
まんのうさん
)
を
一服
(
いっぷく
)
出してホモイに
渡
(
わた
)
して
貝の火
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“一服”の意味
《名詞》
たばこや薬などを一回飲むこと。
休憩すること。一休み。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
服
常用漢字
小3
部首:⽉
8画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥