むかし、花のき村に、五人組の盗人がやって来ました。 それは、若竹が、あちこちの空に、かぼそく、ういういしい緑色の芽をのばしている初夏のひるで、松林では松蝉が、ジイジイジイイと鳴いていました。 盗人たちは、北から川に沿ってやって来ました。花の …
| 著者 | 新美南吉 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
| 初出 | 「花のき村と盗人たち」帝国教育会出版部、1943(昭和18)年9月30日 |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約20分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約33分(300文字/分) |