“笛竹”の読み方と例文
読み方割合
ふえたけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おれが、そのふえはいいふえだといったら、笛竹ふえたけえている竹藪たけやぶおしえてくれました。そこのたけつくったふえだそうです。それで、おじいさんのおしえてくれた竹藪たけやぶへいってました。
花のき村と盗人たち (新字新仮名) / 新美南吉(著)
三十年後の今日迄こんにちまで依然として其の色を変ぜざるのみか、一度ひとたびやまと新聞に写し植字うえたるに、また時期に粟田口あわだぐち鋭き作意と笛竹ふえたけの響き渡り、あたか船人せんどうの山に登るべき高評なりしを
ほんとうにええ笛竹ふえたけが、なん百すじも、すいすいとえておりました。
花のき村と盗人たち (新字新仮名) / 新美南吉(著)