“北京”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ペキン88.7%
ぺきん3.2%
ほっけい1.6%
ホッケイ1.6%
ほくけい1.6%
フイキン1.6%
ペーピン1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
北京ペキンへ行ってからも芝居小屋に二度入ったが、やッぱりあの時の影響を受けたのかもしれない。何しろこれは公共のものではないか。
村芝居 (新字新仮名) / 魯迅(著)
「それでも奥さんがえらいですな。まだ若いのに、赤峰つていへば北京ぺきんから十日もかゝるつていふぢやありませんか?」
(新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
「だからさ、今年もすでに、心がけて、すでに十万貫に価する珍器重宝ちょうほうは、この北京ほっけいの古都を探って、ひそかに庫にあつめてあるわさ」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
北京ホッケイ盧俊儀ロシュンギハ善人ナリ 衆望 人ノミナシタウ所ナリ。然ルニ 賄賂ワイロニ毒セラレタル官コレヲ捕エテ カエッテ淫婦奸夫ヲ殺サズ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
およそ北京ほくけい山東さんとう尼姑にこことごとく逮捕して京に上せ、厳重に勘問かんもんし、ついに天下の尼姑という尼姑をとらうるに至りしが、得るあたわずしてみ、遂に後の史家をして、妖耶ようか人耶ひとかわれこれを知らず
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
黄金三つ星てり渡る北京フイキンの都。
うし (新字旧仮名) / 濤音(著)
一月ほど前に北京ペーピンから帰ったあんぽんたんの妹おまっちゃん(前出)が、成城女学部にいるめいをつれてきて、何かクスクスにこついていたが、いわ