“盧俊儀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ろしゅんぎ50.0%
ロシュンギ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、呉用は盧俊儀ろしゅんぎのほうばかり見て、可否をいわない。当の盧俊儀もまた、ひとえにそれは逃げて、うんという気色もなかった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこへ、楚々そそと、盧俊儀ろしゅんぎの妻の賈氏こしが、屏風びょうぶを巡ってあらわれた。李固りこや燕青と共に「——そんな遠出の旅は、思いとまっていただきたい」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
北京ホッケイ盧俊儀ロシュンギハ善人ナリ 衆望 人ノミナシタウ所ナリ。然ルニ 賄賂ワイロニ毒セラレタル官コレヲ捕エテ カエッテ淫婦奸夫ヲ殺サズ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
北京ホッケイノ囚人盧俊儀ロシュンギ、及ビ、ソノ護送役人ヲ殺害シテウバイ去ッタ大罪人ヲ訴エデヨ、という莫大な懸賞つきの布令ふれなのだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)