“盧遮那仏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
るしゃなぶつ33.3%
るしやなぶつ33.3%
ルシヤナブツ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにしろ大仏の本尊の盧遮那仏るしゃなぶつが、五丈三尺という日本一の大きさを誇っている、その前ですから、仁王としては無双の仁王が、子供ぐらいにしか見えず、ただ
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
御相みさういとどしたしみやすきなつかしき若葉わかばだちなか盧遮那仏るしやなぶつ
みだれ髪 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
宇宙に遍満し給ふ盧遮那仏ルシヤナブツをさへ具象せしめてゐるが、我古代人には、神も略人間と同じ様子を具へたまふものとの考へはあつたらうが、さて此を具象化する段には、譬へば十三臂ありとか
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)