『旧聞日本橋（きゅうぶんにほんばし）：21 議事堂炎上（21 ぎじどうえんじょう）』

明治廿二年二月の憲法発布の日はその夜明けまで雪が降った。上野の式場に行幸ある道筋は、掃清められてあったが、市中の泥濘は、田の中のようだった。 上野広小路黒門町のうなぎや大和田は、祖母に金のことで助けられていたので、その日も私たち子供に、最大 …

著者	長谷川時雨
ジャンル	文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約11分（500文字/分）
朗読目安時間	約17分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

額（ね） 各自（みんな） 気質（タイプ） 上（うわ） 北京（ペーピン） 前掛（まえだれ） 掃（はき） 私（あたし） 抱（かかえ） 出（いで） 午前（あさ） 大店（おおたな） 出入（でい） 前垂（まえだ） 商物（しろもの） 大店（おおみせ） 探（たず） 摺（ずり） 潜（もぐ） 裁縫（おしごと） 黒色（くろ） 判（はん） 印判（いんばん） 収（しま） 同胞（きょうだい） 商業（あきない） 女（ひと） 嫌厭（けんお） 家庭（うち） 差（さし） 握飯（にぎりめし） 朝臣（ちょうしん） 泥濘（でいねい） 煙管（キセル） 畳（たたみ） 阿呆（あほ） 今朝（けさ） 他所（よそ） 俺（おれ） 十才（とお） 叩（たた） 叱（しか） 各自（めいめい） 呆（あき） 呑気（のんき） 唄（うた） 嘘（うそ） 土着（どちゃく） 姪（めい） 家（うち） 小舞（こまい） 小謡（こうたい） 尺度（ものさし） 店（みせ） 引裾（ひきすそ） 忰（せがれ） 悦（よろこ） 戸外（そと） 所作（しょさ） 掻分（かきわ） 揚板（あげいた） 旦那（だんな） 昨日（きのう） 曰（いわ） 木場（きば） 棺桶（かんおけ） 極印（ごくいん） 止（や） 正（まさ） 死骸（しがい） 殻（から） 清廉（せいれん） 湧（わ） 溜息（ためいき） 灯（ひ） 爛（ただ） 父祖（ふそ） 疫病（えきびょう） 病（やまい） 盃（さかずき） 目附（めつけ） 真似（まね） 稽古（けいこ） 穿（は） 笊（ざる） 筒袖（つつそで） 紐（ひも） 縞物（しまもの） 肋骨（ろっこつ） 膝下（しっか） 自嘲（じちょう） 草鞋（わらじ） 華（はな） 菰樽（こもだる） 萌上（もえあが） 蜚語（ひご） 行幸（みゆき） 被（かぶ） 袴（はかま） 角々（かどかど）

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