旧聞日本橋きゅうぶんにほんばし16 最初の外国保険詐欺16 さいしょのがいこくほけんさぎ
この章にうつろうとして、あんぽんたんはあまりあんぽんたんであった事を残念に思う。ここに書こうとする事は、私の幼時の記憶と、おぼろげに聞き噛っていただけの話ではちと荷がかちすぎる。 私はまことに呑気な、ぽかんとした顔をしているが、私というもの …
作品に特徴的な語句
おもて みせ よろ 権者きれもの 内儀ないぎ 前額ひたい いまし かご ひと 老母はは えき さと ひさし いもと 更紗サラサ かじ 古裂ふるぎ 高脚コップ 硝子ガラス 西南せいなん かんざし 絆纏はんてん 白皙はくせき すべ 繋争けいそう 甦生こうせい 美貌びぼう じい 無垢むく 薄芋うすいも 裂地きれじ 有為ゆうい 這入はい みやこ ぜに 階下した 隠密おんみつ 面影おもかげ 頭初とうしょ まげ 鬱勃うつぼつ 鼈甲べっこう 山内さんない 中巾ちゅうはば 事件こと ほか 反身そりみ 呑気のんき 唐桟とうざん うそ 大籬おおまがき 好事こうず 娼妓しょうぎ 寺院おてら 居士こじ かが ようや 幾個いくつ くや 愛嬌あいきょう 我童がどう 手拭てぬぐい 昨日きのう 一巻ひとまき 柔和にゅうわ 根下ねさが 楼主ろうしゅ くし
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