“白皙”の読み方と例文
読み方割合
はくせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかも、我々を舁ぎ入れた黒奴らは、白皙はくせき美人のそうした姿態にも、別段心を動かされる様子もなく、空轎を担って引き揚げてゆく。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
私もまごついたが、相手は、もっと狼狽ろうばいしたようであった。れいの秀才らしい生徒である。白皙はくせきの顔を真赤にして、あははと笑い
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
アイヌは白皙はくせき人種であろうか。だが、かの人種の皮膚は銅色がちの鳶色とびいろだとジョン・バチェラー氏はいった。私はそれを信じよう。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)