“はくせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白皙83.1%
白石10.4%
白晳5.2%
白晢1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私もまごついたが、相手は、もっと狼狽ろうばいしたようであった。れいの秀才らしい生徒である。白皙はくせきの顔を真赤にして、あははと笑い
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
一、徳川時代の儒者にて見識の高きは蕃山ばんざん白石はくせき徂徠そらいの三人を推す。徂徠が見解は聖人を神様に立てて全く絶対的の者とする。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
小錦という大関だか横綱だかの白晳はくせきの肉体の立派で美しかったことと、朝潮という力士の赤ら顔が妙に気になったことなどが夢のように思い出されるだけである。
相撲 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
南無三なむさん。」とわたくし逡巡しりごみした。おほく白晢はくせき人種じんしゆあひだ人種じんしゆちがつた吾等われら不運ふうんにも彼等かれらとまつたのである。わたくし元來ぐわんらい無風流ぶふうりうきはまるをとこなのでこの不意打ふいうちにはほと/\閉口へいこうせざるをない。