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『相撲』
ふりがな文庫
『
相撲
(
すもう
)
』
一月中旬のある日の四時過ぎに新宿の某地下食堂待合室の大きな皮張りの長椅子の片すみに陥没して、あとから来るはずの友人を待ち合わせていると、つい頭の上近くの天井の一角からラジオ・アナウンサーの特有な癖のある雄弁が流れ出していた。両国の相撲の放送 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 相撲 拳闘 競馬
初出
「時事新報」1935(昭和10)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
脛
(
ずね
)
塵埃
(
じんあい
)
野見
(
のみの
)
体躯
(
たいく
)
先鞭
(
せんべん
)
宿禰
(
すくね
)
河童
(
かっぱ
)
畢竟
(
ひっきょう
)
白晳
(
はくせき
)
研屋
(
とぎや
)
緋縅
(
ひおどし
)
逆鉾
(
さかほこ
)
魚籠
(
びく
)