“白晳”の読み方と例文
読み方割合
はくせき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殿下は二十七歳、白晳はくせきひたい、亜麻色の髪涼やかに、長身の眼許めもと凜々りりしい独身の容姿は、全丁抹デンマーク乙女のあこがれの対象でいらせられる。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
小錦という大関だか横綱だかの白晳はくせきの肉体の立派で美しかったことと、朝潮という力士の赤ら顔が妙に気になったことなどが夢のように思い出されるだけである。
相撲 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
あれは少年に現われたサアド型性欲ではないであろうか? 杉浦は僕のクラスの中でも最も白晳はくせきの少年だった。のみならずある名高い富豪の妾腹にできた少年だった。
追憶 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)