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凜々
ふりがな文庫
“凜々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
りり
56.9%
りんりん
35.8%
りゝ
5.5%
りん
0.9%
りん/\
0.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りり
(逆引き)
子供の時分は色白な顔をしていたようでしたが、今逢う晃一郎氏は
痩
(
や
)
せ形の浅黒い見るからに
凜々
(
りり
)
しい一高の学生になっているのです。
棚田裁判長の怪死
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
凜々(りり)の例文をもっと
(50作品+)
見る
りんりん
(逆引き)
別に、肩には
更紗
(
さらさ
)
を
投掛
(
なげか
)
け、腰に長剣を
捲
(
ま
)
いた、目の鋭い、
裸
(
はだか
)
の
筋骨
(
きんこつ
)
の
引緊
(
ひきしま
)
つた、威風の
凜々
(
りんりん
)
とした男は、島の王様のやうなものなの……
印度更紗
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
凜々(りんりん)の例文をもっと
(39作品)
見る
りゝ
(逆引き)
松雪院は、いつになく真顔になった夫の様子に、
凜々
(
りゝ
)
しい勇士の面目を認めたような気がして、思わず
容
(
かたち
)
を改めながら云った。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
凜々(りゝ)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
りん
(逆引き)
この少年の言葉には今までと違った
凜々
(
りん
)
とした響があった。私は躍る心を押えながら、一層大きく眼を
睜
(
みは
)
った。
暗黒公使
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
凜々(りん)の例文をもっと
(1作品)
見る
りん/\
(逆引き)
榊原康政
(
さかきばらやすまさ
)
の像など、皆これに似たもので、いかにも威風
凜々
(
りん/\
)
としていかめしそうに見えるけれども、同時に
殊更
(
ことさら
)
肩を怒らしてシャチコ張っているような窮屈な感じがしないでもない。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
凜々(りん/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
凜
漢検1級
部首:⼎
15画
々
3画
“凜”で始まる語句
凜
凜然
凜乎
凜烈
凜冽
凜寒
凜絶
“凜々”のふりがなが多い著者
橘外男
中里介山
徳冨蘆花
吉川英治
泉鏡花
ワシントン・アーヴィング
谷崎潤一郎
井上円了
岡本かの子
作者不詳