“投掛”の読み方と例文
読み方割合
なげか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かげから、すらりとむかうへ、くまなき白銀しろがねに、ゆきのやうなはしが、瑠璃色るりいろながれうへを、あたかつき投掛なげかけたなが玉章たまづさ風情ふぜいかゝる。
月夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あつくさいきれであせびつしりにつて彼等かれら身體からだ時刻じこくぎたとえだあひだからつよひかり投掛なげかけてうながまで
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かれしやがれたこゑしぼつて、投掛なげかけ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)