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投掛
ふりがな文庫
“投掛”の読み方と例文
読み方
割合
なげか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なげか
(逆引き)
此
(
こ
)
の
樹
(
き
)
の
蔭
(
かげ
)
から、すらりと
向
(
むか
)
うへ、
隈
(
くま
)
なき
白銀
(
しろがね
)
の
夜
(
よ
)
に、
雪
(
ゆき
)
のやうな
橋
(
はし
)
が、
瑠璃色
(
るりいろ
)
の
流
(
ながれ
)
の
上
(
うへ
)
を、
恰
(
あたか
)
も
月
(
つき
)
を
投掛
(
なげか
)
けた
長
(
なが
)
き
玉章
(
たまづさ
)
の
風情
(
ふぜい
)
に
架
(
かゝ
)
る。
月夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
暑
(
あつ
)
い
日
(
ひ
)
が
草
(
くさ
)
いきれで
汗
(
あせ
)
びつしりに
成
(
な
)
つて
居
(
ゐ
)
る
彼等
(
かれら
)
の
身體
(
からだ
)
に
時刻
(
じこく
)
が
過
(
す
)
ぎたと
枝
(
えだ
)
の
間
(
あひだ
)
から
強
(
つよ
)
い
光
(
ひかり
)
を
投掛
(
なげか
)
けて
促
(
うなが
)
す
迄
(
まで
)
は
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
彼
(
かれ
)
は
嗄
(
しやが
)
れた
聲
(
こゑ
)
を
絞
(
しぼ
)
つて、
戸
(
と
)
に
身
(
み
)
を
投掛
(
なげか
)
け。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
投掛(なげか)の例文をもっと
(9作品)
見る
投
常用漢字
小3
部首:⼿
7画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“投”で始まる語句
投
投出
投網
投込
投遣
投函
投錨
投首
投扇興
投身
“投掛”のふりがなが多い著者
アントン・チェーホフ
泉鏡太郎
泉鏡花
長塚節