“筋骨”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんこつ68.2%
すじぼね27.3%
すぢぼね4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのころ良人おっとはまだわこうございました。たしか二十五さい横縦よこたてそろった、筋骨きんこつたくまましい大柄おおがら男子おとこで、いろあましろほうではありません。
筋骨すじぼね暴馬あれうまから利足りそくを取ッているあんばい、どうしても時世に恰好かッこうの人物、自然淘汰とうたの網の目をば第一に脱けて生き残る逸物いちもつと見えた。
武蔵野 (新字新仮名) / 山田美妙(著)
疳癪かんしやく筋骨すぢぼねつまつてかひとよりは一寸法師いつすんぼし一寸法師いつすんぼしそしらるゝも口惜くちをしきに、きち手前てめへおやなまぐさをやつたであらう、ざまをまはりのまはりの小佛こぼとけ朋輩ほうばい鼻垂はなたれに仕事しごとうへあだかへされて
わかれ道 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)