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疳癪
ふりがな文庫
“疳癪”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんしゃく
82.2%
かんしやく
17.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんしゃく
(逆引き)
私が
疳癪
(
かんしゃく
)
を起して、湯呑みで酒を飲もうとしたら、毒になるから、毒になるからと言ッて、お前さんが止めておくれだッたッけねえ。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
赤坊が泣き叫ぶのを聞くことは、めったになく、又私はいま迄の所、お母さんが赤坊に対して
疳癪
(
かんしゃく
)
を起しているのを一度も見ていない。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
疳癪(かんしゃく)の例文をもっと
(37作品)
見る
かんしやく
(逆引き)
剛造の太き
眉根
(
まゆね
)
ビクリ動きしが、
温茶
(
ぬるちや
)
と共に
疳癪
(
かんしやく
)
の虫グツと
呑
(
の
)
み込みつ「ぢやア、松島を亭主にすることが
忌
(
いや
)
だと云ふのか」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
見𢌞して置いて、肩を
搖
(
ゆす
)
ツて、「だが、此の位のことが解らんやうぢや、諸君の頭はノンセンスだ。」といふ。これが
甚
(
ひど
)
く學生等の
疳癪
(
かんしやく
)
に觸ツた。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
疳癪(かんしやく)の例文をもっと
(8作品)
見る
疳
漢検1級
部首:⽧
10画
癪
漢検1級
部首:⽧
21画
“疳癪”で始まる語句
疳癪持
疳癪玉
疳癪声
疳癪筋
検索の候補
疳癪持
疳癪玉
疳癪筋
疳癪声
御疳癪
“疳癪”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
ロマン・ロラン
三島霜川
樋口一葉
木下尚江
大倉燁子
二葉亭四迷
中島敦
三遊亭円朝
国木田独歩