“疳癪玉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんしゃくだま50.0%
かんしやくだま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何だと?」と祖母はいきなり、その疳癪玉かんしゃくだまを破裂させた。そして私の胸倉むなぐらを捉えて小突きまわした。不意をった私は縁側えんがわから地べたへ仰向あおむけざまに落ちた。
と、宛然まるで彼が故意にでもやった様に云うのであった。気の早い隼英吉は疳癪玉かんしゃくだまを破裂さした。
乗合自動車 (新字新仮名) / 川田功(著)
無※ばかなツ。』とわたくし勃然むつとしてしまつた。日頃ひごろから短氣たんきわたくし持病やまひ疳癪玉かんしやくだま一時いちじ破裂はれつしたよ。
疳癪玉かんしやくだま11・30(夕)