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『乗合自動車』
ふりがな文庫
『
乗合自動車
(
のりあいじどうしゃ
)
』
新米の刑事、——そんな事を云っては相済まんが、兎に角箕島刑事は最近警視庁へ採用された一人で、云わばまだ見習い位の格である事に間違いはなかった。——其刑事に今、守川英吉は尾行されて居る事を知って居る。 何しろ彼は、商売仲間では隼英吉と云う名で …
著者
川田功
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「探偵趣味」1926(大正15)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
蹣跚
(
よろけ
)
今日
(
こんち
)
此女
(
このおんな
)
毎
(
たび
)
尾行
(
つ
)
後
(
うしろ
)
怒
(
いかり
)
手柄
(
にぎり
)
明
(
あきら
)
此方
(
こっち
)
直
(
ただ
)
確乎
(
しっかり
)
丈
(
だ
)
交
(
かわ
)
人混
(
ひとごみ
)
其中
(
そのなか
)
化
(
ばけ
)
塊
(
かたま
)
妬
(
や
)
宛然
(
まるで
)
慌
(
あわただ
)
掏摸
(
す
)
既
(
も
)
殆
(
ほと
)
澄
(
すま
)
縄張
(
なわばり
)
而
(
そ
)
茫然
(
ぼんやり
)
見付
(
みつけ
)
許
(
ばか
)
退
(
ひ
)
釦
(
ぼたん
)
中
(
うち
)
乍
(
なが
)
了
(
しま
)
仇敵
(
かたき
)
以
(
もっ
)
何処
(
どこ
)
何時
(
いつ
)
併
(
しか
)
傍
(
そば
)
先刻
(
さっき
)
兎
(
と
)
兎角
(
とかく
)
其
(
その
)
其儘
(
そのまま
)
其処
(
そこ
)
凝乎
(
じっ
)
到頭
(
とうとう
)
刹那
(
せつな
)
勿論
(
もちろん
)
口惜
(
くや
)
只
(
ただ
)
土筆
(
つくし
)
執
(
と
)
堪
(
たま
)
外套
(
がいとう
)
如何
(
いか
)
対手
(
あいて
)
尖
(
とが
)
尾行
(
つけ
)
居
(
お
)
巷
(
ちまた
)
師走
(
しわす
)
年増
(
としま
)
彼奴
(
あいつ
)
忸々
(
なれなれ
)
急
(
せ
)
恰
(
あたか
)
恰度
(
ちょうど
)
捨鉢
(
すてばち
)
捻
(
ひね
)
掏
(
す
)
掏摸
(
すり
)
摂
(
と
)
摺寄
(
すりよ
)
故意
(
わざ
)
暫
(
しばら
)
此処
(
ここ
)
此時
(
このとき
)
此等
(
これら
)
温順
(
おとな
)
漸次
(
ぜんじ
)
焦々
(
いらいら
)
独語
(
ひとりごと
)
猶更
(
なおさら
)
理由
(
わけ
)
目蒐
(
めが
)
直
(
す
)
真鍮
(
しんちゅう
)
睨
(
にら
)
瞥見
(
べっけん
)
瞶
(
みつ
)
空風
(
からかぜ
)
筈
(
はず
)
箕島
(
みのしま
)
総
(
すべ
)
聞取
(
ききと
)
肘
(
ひじ
)
袂
(
たもと
)