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掏
ふりがな文庫
“掏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
す
91.4%
すく
4.3%
と
1.4%
な
1.4%
や
1.4%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
す
(逆引き)
聞くものはなし、一体何時頃か知らんと、時計を出そうとすると、おかしい、
掏
(
す
)
られたのか、落したのか、鎖ぐるみなくなっている。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掏(す)の例文をもっと
(50作品+)
見る
すく
(逆引き)
紅蓮
(
ぐれん
)
の魚の仏手に
掏
(
すく
)
い出されて無熱池に放されたるように我身ながら快よく思われて
良夜
(新字新仮名)
/
饗庭篁村
(著)
掏(すく)の例文をもっと
(3作品)
見る
と
(逆引き)
誰か、お前から俺があの栓を受取るのを見ていて、人込みを利用して、俺の
衣嚢
(
ポケット
)
から
掏
(
と
)
ったに違いない。
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
掏(と)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
な
(逆引き)
そしてその間何時も糸は紡ぎ出してゐて、それを二重に——三重に——それをよせ集めてひつつけ、普通の綱のやうにして
掏
(
な
)
ひ合はせる。
科学の不思議
(新字旧仮名)
/
ジャン・アンリ・ファーブル
(著)
掏(な)の例文をもっと
(1作品)
見る
や
(逆引き)
貴娘
(
あなた
)
知らんのならお聞きなさい。
頃日
(
このごろ
)
の事ですが、今も云った、坂田礼之進氏が、両国行の電車で、百円ばかり
攫徒
(
すり
)
に
掏
(
や
)
られたです。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
掏(や)の例文をもっと
(1作品)
見る
掏
漢検1級
部首:⼿
11画
“掏”を含む語句
掏摸
掏賊
掏児
女掏摸
掏代
掏兒
掏取
掏損
掏替
掏模
“掏”のふりがなが多い著者
南方熊楠
三上於菟吉
浜尾四郎
海野十三
ギルバート・キース・チェスタートン
梅崎春生
林不忘
吉川英治
佐々木邦
小栗虫太郎