“すく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:スク
語句割合
28.4%
21.7%
9.3%
8.9%
7.6%
6.6%
2.0%
1.6%
1.6%
1.5%
1.5%
1.4%
1.0%
1.0%
0.7%
0.6%
巣喰0.6%
0.6%
0.4%
0.4%
0.3%
0.3%
0.3%
0.3%
0.2%
0.1%
0.1%
0.1%
巣食0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
矗々0.1%
0.1%
窘蹙0.1%
萎縮0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最初の二人は腫れ物にでも触るように、恟々として立ち向った。が、主君の激しい槍先にたちまちに突きめられて平伏してしまう。
忠直卿行状記 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
侯爵はそこで体をめた。指で雪をひ上げてぢつと見詰めた。それから手首を外側へしなはせると雪片は払ふまでもなく落ちた。
(新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
懐中も冷めてえが、浮世も冷めてえ」首をめてヒョロヒョロと歩くと、また懲りずまに門に立ち、河東節の三味線を弾き出した。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
かのユスティニアーノ汝のために調へしかど、鞍空しくば何の益あらむ、この銜なかりせば恥は却つてなかるべし 八八—九〇
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
でもこれがもしほんとうだったとすれば、のき人々がみな人々だったので、地蔵さんが盗人からってくれたのです。
花のき村と盗人たち (新字新仮名) / 新美南吉(著)
贅沢三昧に日を送りたいという考えで、人の妻になるものもなくないとの事であるが、誠に不心得極まる現象と言わねばならぬ。
夫婦共稼ぎと女子の学問 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
蝮蛇のにも毒質のおいのとないのがありましてアルコールや焼酎へ漬けた時肉の縮まるのは良いし肉のむのは悪いと申します。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
私も出来る事なら、人間両個の命をふのですから、どうにでもお助け申して、一生の手柄に為て見たい。私はこれ程までに申すのです
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
禅家で点心というが、一片の食を投じて、霊肉の腐乱うという意味通りの役を、この一口の湯が、兵馬のすべてに向って与えたようです。
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
るやうな冷汗になる気味さ、んだといふてつてられるではないから、びく/\しながらぐとしてもたよ。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
楠平は、手燭をけた。そして揺れる灯をいながら、庭へ出て行ったが、主人たちの住む南側の母屋を見て、眼をめた。
夕顔の門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いうより早く、ひとりの仲間が、彼の足をいあげた。に足の届いていない伊織の体は、苦もなく、馬の向う側へ転げ落ちた。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これは至極い案であるから、人名が多いか、ないか、精細に調べさせて見ようと相談はたちまち一決して早速人名録作成の人に補助することにして
ぞっと身体がんだ。寂しい通りに、軒灯の光りが淡く流れていた。青葉をつけた木の枝が一本落ちてる中に片足を踏み込んでるのだった。
反抗 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
とにも角にもこうして二、三分間み合ったまま立ちんでいるうちに、私はとうとう堪えられなくなって次の言葉を発した。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
金兵来寇するに及び、所部四百騎もて十余戦せるも、大将王権はまずれ、武将戴皐は来りわず、興ついに馬とともに討死せるを朝廷憫んで廟を建てた。
人差指は、材木に巣喰って肥え太った鉄砲虫のように見える。そのとき彼の前では、自分の五本の指が全然別な生きものとしてめきあっている。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
車夫や物売りの相貌も非常に柔和であつて、東京中を横行する彼の恐しい工夫や職工や土方のやうなものは至つてない。
海洋の旅 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
あの、時代のついた大建ものの隨處つたのが、のためにつたか、けて界隈げたのであらう。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その時予のにあって攩網何時か手にしていた少年は機敏にとその魚をった。
蘆声 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
と酒井は笑みを含んだが、この際、天窓から塩で食うと、大口を開けられたように感じたそうで、襖の蔭で慄然んで壁の暗さに消えて行く。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
その上にはピカピカ光る形ちが指で魚の燐光の中にい上げたように描かれてあった。
かねて恩威並び行わるる師の君の、その恩に預かれそうではなく、罰利生ある親分の、その罰の方が行われそうな形勢は、言わずともの事であったから、電車でも片隅へんで
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と一同で疑わしげな眼を向け直す間に、すばやく、ツツツと小六と源七の間を摺り抜けてきた侍は、右手の鉄扇を左の手に持ち直し、いきなり身のむような雷鳴一声
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
取出し平との中へ附木にて何知ぬにて元の處へ來り油掃除して居たりけり善助はで斯る事と知るべき水を汲終り神ならぬ身の是非もなや感應院の前へ彼膳部を持出し給仕を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ぬと見え面體柔和にて眉毛鼻筋通りて齒並みなき天晴の美男にして婦人風俗なり衣類は黒七子の小袖に紋所同じ羽折
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
母様に願っているのにおさんのような事を云われると、ア了簡がせえからんで仕舞って、ピクーリ/\としても云えないよ
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
よくするためには蘡薁という蔓草の中に巣食昆虫を捕って来て日に一あるいは二匹与えるかくのごとき手数を要する鳥を
春琴抄 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
二郎は空怖しくなって、林の中にんでいると、その声は漸々と近づく。
稚子ヶ淵 (新字新仮名) / 小川未明(著)
と、いって、私は、よし、その現場へ飛び込んだにしろ、その急場をうには是非入用な金銭を持っておらぬ。私に金銭などのある時節でありませんから。けれども、そんなことは問題ではない。
かきあみとは攩網なり、鮏をるをいふ。そのの作りやうは又ある木のげあはせて飯櫃なりに作りこれにをつけ、長きありてすくふたよりとす。
それを使わないと、他のものでは承知しない。調和しない。茶杓は茶がえたらよいというだけじゃないと分って、そこでなにもかも詮議して来る。
書道と茶道 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
寒さの為に身をめ乍ら目を瞑つて居る鶏もあつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
水源岩井沼すとふ、浦川が、つてかつた。旅館てまだいくもないに——に、切立てた、つた、の、矗々つのをた。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
と指井が又肩をめて眼鏡の下から笑ひながら言つた。色の白い、口髭の生えた、立派な男ではあるけれど、何處か恁う奧のあるやうな、厭なところがある。
媒介者 (旧字旧仮名) / 徳田秋声(著)
と聞くより、私はハッとした。全身の血の通いが急に一に止ったような気がして、襟元から冷りとする、足が窘蹙む……と、忽ち心臓が破裂せんばかりに鼓動し出す。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
彼等には異分子へてらぬ。彼等によつてはれて控目にしつゝ身體萎縮んだやうにつてする習慣がある。うして儕輩のみがまればんど別人である。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
〔評〕南洲、顯職に居り勳功ふと雖、身極めて質素なり。朝廷ふ所の賞典二千石は、く私學校のつ。貧困なる者あれば、けて之をふ。
み込んで殆ど身動きも得せずに其の死骸の顔を見るに、何れほどか恨めしく睨んだであろうと思われる其の眼は単に大きな穴を留むるのみで、逞しい頬骨が最と悔しげに隆起して居るのも
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
て居る中寅刻も聞え月はの間にれ木の間/\も現々茶店の中まで見えゆゑ安五郎は不※此方
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)