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拯
ふりがな文庫
“拯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すく
81.0%
すくひ
4.8%
たす
4.8%
すくう
4.8%
たすけ
4.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すく
(逆引き)
和歌に代りて起りたる俳句幾分の和歌臭味を加えて元禄時代に
勃興
(
ぼっこう
)
したるも、
支麦
(
しばく
)
以後ようやく腐敗してまた
拯
(
すく
)
うに道なからんとす。
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
拯(すく)の例文をもっと
(17作品)
見る
すくひ
(逆引き)
この恐るべき危機に
瀕
(
ひん
)
して、貫一は
謂知
(
いひし
)
らず自ら
異
(
あやし
)
くも、
敢
(
あへ
)
て
拯
(
すくひ
)
の手を
藉
(
か
)
さんと為るにもあらで、しかも見るには堪へずして、
空
(
むなし
)
く
悶
(
もだ
)
えに悶えゐたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
拯(すくひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
たす
(逆引き)
「
世
(
よ
)
の
人々
(
ひとびと
)
の
御主
(
おんあるじ
)
よ、われをも
拯
(
たす
)
け
給
(
たま
)
へ。」
此世
(
このよ
)
の
御扶
(
おんたすけ
)
も
蒼白
(
あをじろ
)
いこのわが
罪業
(
ざいごふ
)
は
贖
(
あがな
)
ひ
給
(
たま
)
はなかつた。わが
身
(
み
)
は
甦生
(
よみがへり
)
の
日
(
ひ
)
まで
忘
(
わすれ
)
られてゐる。
癩病やみの話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
拯(たす)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
すくう
(逆引き)
食堂といふのも古びた疊の敷いてある八疊二間に食卓が置いてあつて大きな
飯櫃
(
おはち
)
がどかんと据ゑてあつてめい/\肩から突込むやうにして御飯を
拯
(
すくう
)
ふのである。
俳諧師
(旧字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
拯(すくう)の例文をもっと
(1作品)
見る
たすけ
(逆引き)
御扶手
(
おんたすけて
)
、
此世
(
このよ
)
を
救
(
すく
)
ひ
給
(
たま
)
うてより、
今年
(
ことし
)
まで
一千二百十二年
(
いつせんにひやくじふにねん
)
になるが、このあたしにはお
拯
(
たすけ
)
が
無
(
な
)
い。
主
(
しゆ
)
を
貫通
(
つきとほ
)
した
血染
(
ちぞめ
)
の
槍
(
やり
)
がこの
身
(
み
)
に
触
(
さは
)
らないのである。
癩病やみの話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
拯(たすけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
拯
漢検1級
部首:⼿
9画
“拯”を含む語句
救拯
相拯
“拯”のふりがなが多い著者
マルセル・シュウォッブ
尾崎紅葉
吉川英治
南方熊楠
高浜虚子
幸田露伴
正岡子規
長塚節
森鴎外
岡本綺堂