“拯”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
すく80.0%
すくう5.0%
すくひ5.0%
たす5.0%
たすけ5.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“拯”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓6.2%
文学 > フランス文学 > 小説 物語5.8%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 伝説・民話[昔話]3.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
駈ける背中をこがらしが吹きすくって、てっぽうざるの紙屑を、蝶か千鳥かと、黄昏たそがれの空へ吹き散らした。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
対手あいてが君であつたのが運の尽きざるところなのだ。旧友の僕等の難をすくふと思つて、一つ頼を聴いてくれ給へ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
食堂といふのも古びた疊の敷いてある八疊二間に食卓が置いてあつて大きな飯櫃おはちがどかんと据ゑてあつてめい/\肩から突込むやうにして御飯をすくうふのである。
俳諧師 (旧字旧仮名) / 高浜虚子(著)
すくひを求むるその声に、貫一は身も消入るやうに覚えたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
この恐るべき危機にひんして、貫一は謂知いひしらず自らあやしくも、あへすくひの手をさんと為るにもあらで、しかも見るには堪へずして、むなしもだえに悶えゐたり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
頑是無ぐわんぜなものたちの御主おんあるじよ、われをもたすたまへ。
人々ひとびと御主おんあるじよ、われをもたすたまへ。」此世このよ御扶おんたすけ蒼白あをじろいこのわが罪業ざいごふあがなたまはなかつた。
御扶手おんたすけて此世このよすくたまうてより、今年ことしまで一千二百十二年いつせんにひやくじふにねんになるが、このあたしにはおたすけい。