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藉
ふりがな文庫
“藉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
か
82.4%
し
12.1%
よ
3.3%
かり
1.1%
お
0.5%
から
0.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
か
(逆引き)
故に憲法の効力が普通の法律よりも高いという事になった政治上の理由は、俗用の言葉を
藉
(
か
)
りていえば、民権の保護に在るといえる。
憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず
(新字新仮名)
/
吉野作造
(著)
藉(か)の例文をもっと
(50作品+)
見る
し
(逆引き)
およそ
読易
(
よみやす
)
く、
解
(
わか
)
り易く、言語一様の文章を記して、もって天下に
藉
(
し
)
き、民の知識を進ましむるものは、もとより学者・教師の任なり。
平仮名の説
(新字新仮名)
/
清水卯三郎
(著)
藉(し)の例文をもっと
(22作品)
見る
よ
(逆引き)
関五郎の藤陰なることが、藤陰自己若くは其友人の口若くは筆に
藉
(
よ
)
つて説かれてゐるものを謂ふ。わたくしは猶進んでかう云ふことが知りたい。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
藉(よ)の例文をもっと
(6作品)
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かり
(逆引き)
其力
(
そのちから
)
を
藉
(
かり
)
てなりともこの
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
藉(かり)の例文をもっと
(2作品)
見る
お
(逆引き)
おほよそ文にて知らるゝことは、その外にもいと多し。されど讀みおぼゆる初は、あまり樂しきものにはあらず。
汝
(
そち
)
は終日
榻
(
たふ
)
に坐して、文を手より
藉
(
お
)
かじと心掛くべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
藉(お)の例文をもっと
(1作品)
見る
から
(逆引き)
この書小なりといえども、外国宣教師の手を離れ、教会の力を
藉
(
から
)
ずして、ただちに神に
聴
(
きき
)
つつその御言を伝うる卒先者の一たりし事を以て光栄とする。
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
藉(から)の例文をもっと
(1作品)
見る
藉
漢検1級
部首:⾋
17画
“藉”を含む語句
慰藉
狼藉
慰藉料
藉口
乱暴狼藉
狼藉者
杯盤狼藉
温藉
盃盤狼藉
慰藉金
落花狼藉
親藉
仮藉
落藉
浪藉者
慰藉者
酣酔狼藉
藉然
温藉静冽
藉甚
...
“藉”のふりがなが多い著者
夏目漱石
島崎藤村
久保田万太郎
吉川英治
新渡戸稲造
林不忘
南方熊楠
谷崎潤一郎
幸田露伴
福沢諭吉