“藉然”の読み方と例文
読み方割合
せきぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これが偶然大当りにあたって、新派俳優の芝居や活動写真にも仕組まれ、爾来じらい名声は藉然せきぜんとして、一作ごとに高くなり、今日こんにちでは大抵の雑誌や新聞に清岡進の名を見ないものはないようないきおいになった。
つゆのあとさき (新字新仮名) / 永井荷風(著)