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温藉
ふりがな文庫
“温藉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おんしゃ
66.7%
しとやか
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おんしゃ
(逆引き)
温藉
(
おんしゃ
)
で美しいものを持っているにしても、シューマンやヴォルフの才能に欠けていたために、
甚
(
はなは
)
だ平凡らしく見える
嫌
(
きら
)
いがあり、やや魅力に乏しい。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
フランツの
温藉
(
おんしゃ
)
な優しい歌に興味を持つ者にとっては、まことに物足らないことだったのである。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
温藉(おんしゃ)の例文をもっと
(2作品)
見る
しとやか
(逆引き)
隣家の娘というはお勢よりは二ツ三ツ
年層
(
としかさ
)
で、優しく
温藉
(
しとやか
)
で、父親が儒者のなれの果だけ有ッて、小供ながらも学問が
好
(
すき
)
こそ物の上手で出来る。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
坐舗へ這入りざまに文三と顔を見合わして
莞然
(
にっこり
)
、チョイと会釈をして
摺足
(
すりあし
)
でズーと火鉢の
側
(
そば
)
まで参り、
温藉
(
しとやか
)
に坐に着く。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
温藉(しとやか)の例文をもっと
(1作品)
見る
“温藉”の意味
《名詞》
心が温かく寛大で優しいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
藉
漢検1級
部首:⾋
17画
“温藉”で始まる語句
温藉穏当
温藉静冽
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“温藉”のふりがなが多い著者
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二葉亭四迷
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