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温藉
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しとやか
ふりがな文庫
“
温藉
(
しとやか
)” の例文
隣家の娘というはお勢よりは二ツ三ツ
年層
(
としかさ
)
で、優しく
温藉
(
しとやか
)
で、父親が儒者のなれの果だけ有ッて、小供ながらも学問が
好
(
すき
)
こそ物の上手で出来る。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
坐舗へ這入りざまに文三と顔を見合わして
莞然
(
にっこり
)
、チョイと会釈をして
摺足
(
すりあし
)
でズーと火鉢の
側
(
そば
)
まで参り、
温藉
(
しとやか
)
に坐に着く。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
“温藉”の意味
《名詞》
心が温かく寛大で優しいこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
温
常用漢字
小3
部首:⽔
12画
藉
漢検1級
部首:⾋
17画
“温藉”で始まる語句
温藉穏当
温藉静冽