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躄
ふりがな文庫
“躄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いざり
55.3%
いざ
27.7%
ゐざり
4.3%
あしなえ
4.3%
びっこ
4.3%
あしなへ
2.1%
すく
2.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いざり
(逆引き)
二部興行で、昼の部は
忠信
(
ただのぶ
)
の
道行
(
みちゆき
)
、
躄
(
いざり
)
の仇討、
鳥辺山
(
とりべやま
)
心中、夜の部は
信長記
(
しんちょうき
)
、
浪華
(
なにわ
)
の
春雨
(
はるさめ
)
、
双面
(
ふたおもて
)
という番組も大きく貼り出してある。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
躄(いざり)の例文をもっと
(26作品)
見る
いざ
(逆引き)
和尚が
躄
(
いざ
)
りながら雨戸を開けて「何事か」と声をかけると、文作は「ウーン」と云うなり霜の降ったお庭へ引っくり返ってしまった。
いなか、の、じけん
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
躄(いざ)の例文をもっと
(13作品)
見る
ゐざり
(逆引き)
もう訊くことはないのか、——何?
躄
(
ゐざり
)
の乞食が五年前深川へ來たのを、土地の人が十年も前から居るやうに思つてゐるわけか、——何んでもない事さ。
銭形平次捕物控:164 幽霊の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
躄(ゐざり)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
あしなえ
(逆引き)
その娘二人の
位牌
(
いはい
)
がある。絶世の美人だったが姉妹とも
躄
(
あしなえ
)
だった。権之丞は、構内奥深く別構へを作り、
秘
(
ひそ
)
かに姉妹を
茲
(
ここ
)
に隠して朝夕あわれな娘たちの身の上を
果敢
(
はか
)
なみに訪れた。
雛妓
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
躄(あしなえ)の例文をもっと
(2作品)
見る
びっこ
(逆引き)
又
躄
(
びっこ
)
だと思った
乞食
(
こじき
)
が雨が降って来ると下駄を持って
駈出
(
かけだ
)
しやす、世間にはいくらもある手だから、これも
矢張
(
やっぱ
)
り其の伝でしょう、お止しなせえ/\
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
躄(びっこ)の例文をもっと
(2作品)
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あしなへ
(逆引き)
躄
(
あしなへ
)
になりかかつたのである。其証拠をばわたくしが三年後の詩引中より見出だした。文化十三年の歳首の詩の引に、「丙子元日作、余今年四十、以脚疾不能起坐已三年」
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
躄(あしなへ)の例文をもっと
(1作品)
見る
すく
(逆引き)
只
躄
(
すく
)
み込んで殆ど身動きも得せずに其の死骸の顔を見るに、何れほどか恨めしく睨んだであろうと思われる其の眼は単に大きな穴を留むるのみで、逞しい頬骨が最と悔しげに隆起して居るのも
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
躄(すく)の例文をもっと
(1作品)
見る
躄
漢検1級
部首:⾜
20画
“躄”を含む語句
躄車
躄者
跛躄
跛躄者
蹩躄
躄儒
躄痿
躄者車
躄音
躄魚
“躄”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
ヴィクトル・ユゴー
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
魯迅
三遊亭円朝
作者不詳
牧逸馬
小栗虫太郎
南方熊楠
高浜虚子