“辣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すく88.9%
とげ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立ちすくんだ与次郎、浅黄の頬冠りこそしておりますが、苦味走った三十男、咄嗟とっさの間に、万七の手を振りもぎって逃げようとすると
とにも角にもこうして二、三分間にらみ合ったまま立ちすくんでいるうちに、私はとうとう堪えられなくなって次の言葉を発した。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
栗のとげみたいに自衛して、堅く身を縮めた。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)