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惡辣
ふりがな文庫
“惡辣”の読み方と例文
新字:
悪辣
読み方
割合
あくらつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あくらつ
(逆引き)
惡辣
(
あくらつ
)
な高利貸しとなつてゐるのを知るに至つて、もう、既に金ばかり欲しがるあり勝ちな平凡人に過ぎなくなつてゐると侮辱するやうになつた。
泡鳴五部作:02 毒薬を飲む女
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
若くて
惡辣
(
あくらつ
)
な溝口屋のために次第に出入りの大名屋敷を奪はれ、三年前伏見屋傳七が死んだ後は、伜の傳之助は店を疊んで
行方
(
ゆくへ
)
知れずになつてしまひました。
銭形平次捕物控:136 鐘五郎の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
おきみはいつの間にか、こゝの片目の主人から、途方もない
惡辣
(
あくらつ
)
な策略のわなに掛けられてゐたのであつた。
天国の記録
(旧字旧仮名)
/
下村千秋
(著)
惡辣(あくらつ)の例文をもっと
(6作品)
見る
惡
部首:⼼
12画
辣
常用漢字
中学
部首:⾟
14画
“惡”で始まる語句
惡
惡戯
惡戲
惡口
惡企
惡魔
惡漢
惡巧
惡者
惡人
“惡辣”のふりがなが多い著者
岩野泡鳴
下村千秋
野村胡堂