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あくらつ
ふりがな文庫
“あくらつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
悪辣
87.5%
惡辣
9.4%
悪竦
3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悪辣
(逆引き)
奪った財宝の八割までを、自分と勘兵衛とが取り、後の二割を、配下の浪人どもへ分配してやった
悪辣
(
あくらつ
)
の
所業
(
しわざ
)
なども思い出された。
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
あくらつ(悪辣)の例文をもっと
(50作品+)
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惡辣
(逆引き)
若くて
惡辣
(
あくらつ
)
な溝口屋のために次第に出入りの大名屋敷を奪はれ、三年前伏見屋傳七が死んだ後は、伜の傳之助は店を疊んで
行方
(
ゆくへ
)
知れずになつてしまひました。
銭形平次捕物控:136 鐘五郎の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あくらつ(惡辣)の例文をもっと
(6作品)
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悪竦
(逆引き)
その時御先手組の与力に
伊藤喜兵衛
(
いとうきへえ
)
と云う者があった。
悪竦
(
あくらつ
)
な男で仲間をおとしいれたり
賄賂
(
わいろ
)
を執ったりするので酷く皆から嫌われていたが、腕があるのでだれもこれをどうすることもできなかった。
四谷怪談
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
あくらつ(悪竦)の例文をもっと
(2作品)
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