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悪竦
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あくらつ
ふりがな文庫
“
悪竦
(
あくらつ
)” の例文
彼等は、表面は何喰わぬ顔で勤務をしていながら、内心では蛇と狼とのように
睨
(
にら
)
み
合
(
あ
)
っていたのだ。彼等は
悪竦
(
あくらつ
)
な手段で、お
互
(
たがい
)
を
陥
(
おとしい
)
れ合った。自分の血で、相手の骨を洗った。
恐しき通夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その時御先手組の与力に
伊藤喜兵衛
(
いとうきへえ
)
と云う者があった。
悪竦
(
あくらつ
)
な男で仲間をおとしいれたり
賄賂
(
わいろ
)
を執ったりするので酷く皆から嫌われていたが、腕があるのでだれもこれをどうすることもできなかった。
四谷怪談
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
竦
漢検1級
部首:⽴
12画
“悪”で始まる語句
悪
悪戯
悪口
悪寒
悪魔
悪辣
悪漢
悪罵
悪戯者
悪業