“峻辣”の読み方と例文
読み方割合
しゅんらつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゲーペーウーというのは、労農ロシアの警察隊のことだった。その峻辣しゅんらつなる直接行動と、驚歎すべき探訪組織たんぼうそしきとをもって有名な特務機関だった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
なにを思ったか安場のノックは峻辣しゅんらつをきわめたものであった、難球また難球! 第一番に三塁手がミスする、ついでショートの青木、これもみごとにミスする、やりなおす、またミスする、三度
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
北町奉行の中山出雲守は、峻辣しゅんらつ、敏腕の聞えが高い。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)