“峻拒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅんきょ84.2%
しゆんきよ15.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
将来の詩人はけっしてそういうことをいうべきでない。同時に詩および詩人に対する理由なき優待をおのずから峻拒しゅんきょすべきである。
弓町より (新字新仮名) / 石川啄木(著)
由って虎を霊視するの極、本来動物崇拝を峻拒しゅんきょする回教徒中にあっても、かつて上帝が虎と現じて回祖マホメットと談じたと信ずる輩すらある
貞烈なお關の峻拒しゆんきよに逢つて、首を三太刀まで切つた上、茣蓙ござに包んで目黒川に流した始末を、平次は手に取る如く語り聞かせたのです。
言ふところはドン・ホアンをあざむ蕩子たうしなる如くにして、まことはサンアントニウスの誘惑を峻拒しゆんきよする氣概あり。