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峻拒
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しゆんきよ
ふりがな文庫
“
峻拒
(
しゆんきよ
)” の例文
貞烈なお關の
峻拒
(
しゆんきよ
)
に逢つて、首を三太刀まで切つた上、
茣蓙
(
ござ
)
に包んで目黒川に流した始末を、平次は手に取る如く語り聞かせたのです。
銭形平次捕物控:078 十手の道
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
言ふところはドン・ホアンを
欺
(
あざむ
)
く
蕩子
(
たうし
)
なる如くにして、まことは
聖
(
サン
)
アントニウスの誘惑を
峻拒
(
しゆんきよ
)
する氣概あり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
固
(
もと
)
より一時の出來心や、
不圖
(
ふと
)
した
氣紛
(
きまぐれ
)
では無かツたのであるから、さて是れが
容易
(
ようい
)
に解決される問題で無い。第一
妻
(
つま
)
として
迎
(
むか
)
へ取るには餘りに身分の
懸隔
(
けんかく
)
がある。
家庭
(
かてい
)
は斷じて此の
結婚
(
けつこん
)
を
峻拒
(
しゆんきよ
)
する。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
峻
漢検準1級
部首:⼭
10画
拒
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“峻”で始まる語句
峻烈
峻厳
峻
峻嶮
峻酷
峻峰
峻岳
峻峭
峻坂
峻嶺