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峻坂
ふりがな文庫
“峻坂”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゅんはん
66.7%
しゅんぱん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅんはん
(逆引き)
此れより山間の屈曲せる処を通る。径路あるも、然れども予が目には知る事
能
(
あた
)
わざるなり。
数回
(
すかい
)
川を渡り、
峻坂
(
しゅんはん
)
を登り、オヨチに至る。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
提灯の火影に照らして、
闇
(
くら
)
き夜道をものともせず、
峻坂
(
しゅんはん
)
、
嶮路
(
けんろ
)
を
冒
(
おか
)
して、目的の地に達せし頃は、午後十一時を過ぎつらん。
黒壁
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
峻坂(しゅんはん)の例文をもっと
(4作品)
見る
しゅんぱん
(逆引き)
すなわちこの物語のごときも、中絶することすでに二三週、今ようやく再び筆を執るといえども、
駑馬
(
どば
)
に
鞭
(
むちう
)
ちて
峻坂
(
しゅんぱん
)
を登るがごとし。
貧乏物語
(新字新仮名)
/
河上肇
(著)
それはあたかも車を
峻坂
(
しゅんぱん
)
に押し進めるが如くである。二歩進みしかと思えば一歩退く。ヨブは十章の八節—十二節において愛の神の一端に触れしも、十三節以下また
後退
(
あとずさり
)
するのである。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
峻坂(しゅんぱん)の例文をもっと
(2作品)
見る
峻
漢検準1級
部首:⼭
10画
坂
常用漢字
小3
部首:⼟
7画
“峻”で始まる語句
峻烈
峻厳
峻
峻拒
峻嶮
峻酷
峻峰
峻岳
峻嶺
峻峭
“峻坂”のふりがなが多い著者
関寛
河井酔茗
河上肇
内村鑑三
永井荷風
泉鏡花