“駑馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どば88.9%
うま11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すなわちこの物語のごときも、中絶することすでに二三週、今ようやく再び筆を執るといえども、駑馬どばむちうちて峻坂しゅんぱんを登るがごとし。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)
「やい戯※じょうだんじゃねえぞ。余程よっぽど、この馬は与太馬(駑馬どば)だいなあ。こんな使いにくい畜生もありゃあしねえ」
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
(もつて二十をち得んや) はじめの駑馬うまをやらふもの
文語詩稿 一百篇 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)