弓町よりゆみまちより
食うべき詩 詩というものについて、私はずいぶん長い間迷うてきた。 ただに詩についてばかりではない。私の今日まで歩いてきた路は、ちょうど手に持っている蝋燭の蝋のみるみる減っていくように、生活というものの威力のために自分の「青春」の日一日に減ら …
作品に特徴的な語句
おろ いて かつ ねぶ まぬが くら 喧嘩げんか うら いじ くわだ 粗雑そざつ むな 言下げんか かか またが ふさが 地面じべた わざわ 哀傷あいしょう ひそ 立還たちかえ 自嘲じちょう 自滅じめつ 腫物はれもの きょう 華氏かし 蕪雑ぶざつ なわ 糊口ここう 蝉脱せんだつ 閑却かんきゃく 齟齬そご もたら 黒闇くらやみ 麦酒ビール 駆使くし もと 雅語がご 閲歴えつれき 蝋燭ろうそく 釧路くしろ 郷里くに 造詣ぞうけい みち 軽蔑けいべつ 誤謬ごびゅう 記載きさい 襤褸ぼろ 卑怯ひきょう 峻拒しゅんきょ 小樽おたる 妥当だとう 変遷へんせん 堕落だらく 否応いやおう しか 厳粛げんしゅく 差支さしつかえ 剃刀かみそり 函館はこだて 倦厭けんえん 享入うけい 些少さしょう 了解りょうかい とぼ 敬服けいふく かゆ 畢竟ひっきょう 玩具おもちゃ 煩瑣はんさ わずら 温厚おんこう さま 札幌さっぽろ 瞰下みおろ 放蕩ほうとう 排斥はいせき こしら つたな あわ うれ もてあそ 帳尻ちょうじり
題名が同じ作品
弓町より (新字旧仮名)石川啄木 (著)